佐田町文化協会のご紹介
団体のご紹介
窪田神楽社中
2011-07-28

窪田神楽社中 島根県出雲市佐田町一窪田 代表者 吉川静樹
小学校から中学校、大人を合わせて20名の団員により、地域の支援と協力を得ながら、地域の活性化のため、窪田の神楽を伝承しながら「舞って楽しく、見ていただいて楽しい神楽舞」を目指しています。
近年は、出雲神楽の代表作として名高い八岐大蛇退治を題材にした「八頭舞」を演じる機会が多く、古来から伝わる地元神楽も大切に継承しながら「ドラマチックで派手な舞いの劇的神楽」も取り入れ練習しております。
演目「大蛇(おろち)」
【解説】
出雲神楽の代表的な演目で、大蛇(おろち)退治、又は八頭(やと)とも呼ばれている。
出雲の国、斐伊川の上流に八つの頭を持つ恐ろしい大蛇が住み、毎年、村娘を食べ人々から恐れられていた。
年老いた夫婦が娘を連れ、嘆き悲しんでいるところへ、須佐之男尊が通りかかり訳を聞くと、残された娘も稲田姫一人となり、今年も大蛇が現れるとのことだった。
姫を助けることを約束した尊は、老夫婦に毒の入った酒を作らせ、大蛇が現れるのを待った。やがて大蛇が現れ酒を飲んで眠ったところを退治した尊は、稲田姫と結ばれ、出雲の国造りに貢献するのであった。